前回ブログからの続きです。
丸山公園から神宮道で平安神宮の大きな朱色の鳥居まで来ました。
配偶者は鳥居と青空との組み合わせが大好物。
金色の飾りが一層好感度を上げているそうです。
遠足の日の子供みたいに朝からしっかりと目が覚めたのと、
日差しがだんだん強くなってきて、体がだるくなったので、
鳥居から應天門までは遠いなと感じます。
應天門から鳥居の方を振り返ると、
神宮道がイベント会場になっていました。
應天門をくぐると正面に大極殿、
配偶者は、やっぱりすごいなぁ!と嬉しそうです。
境内図は
http://www.heianjingu.or.jp/print/keidaizu.jpg より
神苑に入ってすぐ、目の前に枝垂桜が広がっていて、
誰もが思わず足を止めてしまい、入口付近はすごく混雑しています。
少し先へ進むと、入口で高揚した気分も落ち着いたのか、
それぞれのペースで歩くと、流れもスムーズになり、
ゆっくりと南神苑の八重紅枝垂桜を楽しめます。
西神苑の花菖蒲の池から、本殿の裏を通って、
中神苑へ向かいます。
こちらの池には飛び石があり、渡って行く人も多いのですが、
運動神経の無さに自信のある私たちは、淡々と陸路を進みます。
何かで見た事があるような、無いような、
どちらかと言えば、心象風景のような、
橋殿になっている泰平閣を東神苑から望めます。
歩いて来た東神苑の方を泰平閣から見ると、
幼稚園児が歩いているシーンが思い出されます。
そうか!京都に行こうと言った時、
最初から、配偶者は映画の「細雪」で印象が強かった、
年々少なくなってゆく年季の入った桜の木が、出口近くで満開です。
これからも長生きしてよ。
神苑を出た所で、釣灯籠には四神の模様が入っているので、
釣灯籠の写真を撮れと配偶者より命令があり、
シャッターを押すだけのシャッターマンの私は指示に従います。
によると、
平安京の遷都より「四神相応の地(しじんそうおうのち)」とされてきた京都。
四神とは、東の「蒼龍(青龍)」、西の「白虎」、南の「朱雀」、北の「玄武」の聖獣のことです。
蒼龍は八坂神社、白虎は松尾大社、朱雀は城南宮、玄武は上賀茂神社(賀茂別雷神社)を守護。
その四神の中心をつかさどっている平安神宮とあわせて、「京都の五社」ともよばれています。
との事ですが、
後で撮った写真を見た時、うかつにも模様を一つ撮り忘れていました。
これは次の京都行きの口実になりそうです。
今回はお目当ての桜の平安神宮神苑を見ることができて十二分です。
次回ブログは「桜の京都3:南禅寺・高瀬川」で京都の最終回です。