7月10日(土)
元町から三宮への一方通行の三宮中央通り。
「ホテルケーニヒスクローネ神戸」近くでは、普通どおりの人出のようです。
トアロードの大丸近くの店が解体工事をしているようです。
配偶者が食いついたのが、壁に描かれた「園」らしき文字。
「昔、お茶を焙煎する香りがしていたので、お茶屋さんがあったはず、それで園の文字が残ってる」と、配偶者は言っています。
配偶者は学生の頃、山側にある画材屋さんへ時々来ていたので、お茶屋さんがあったのは間違いないと思います。
解体工事をしている建物に残る店の名前「CHATROIS(シャトロワ)」を調べると、現在はハーバーランドumieに引っ越ししています。
シャトロワは、3匹のネコ(トロワ・ド・シャ)と、チョコレートをコンセプトにした洋菓子店です。
となっていて、googleマップに営業していた時の写真もありました。
残念ながら左側のシャッターの下りている所にどんな店があったのかは、この写真からも分かりません。
毎日のようにその前を通っていたはずなのに、建物が取り壊されると何があったのか、すぐに思い出せないこともよくありますからね。
2階から3階への急な階段にも「面白いな」と興味津々の配偶者でした。
和菓子が欲しかったので、大丸に寄って「本高砂屋」で、
豆大福と涼しげな葛餅のつぶ餡(柚子)です。
豆大福の餅の風味が二人とも気に入っています。
葛餅のつぶ餡には、細かく切った柚子の皮が入っていて風味がいっぱいです。
元町商店街3丁目のカステラ屋さん。
閉店してからかなり時間が経っています。一時は八百屋さんが店をしていましたが、最近は閉まったままのようです。
昔、配偶者は配偶者の姉と一緒にこの店に入ったことがあるそうです。
元町商店街を連れ立って歩いていた時、姉は何を思い立ったのか突然に店に入って行ったそうです。
何故か店内にはケネディ大統領の記事が載っている新聞が飾ってあり、それを背に延々とカステラの講釈を聴かされたそうです。
それが堪えたのか、配偶者はそれ以来一回もこの店には行きませんでした。
そういえば昔、
物が今ほど出回っていなかった頃は、
接客態度にクセのある店が結構あったような気がします。