10月21日(水)、新神戸駅の背山にある「みはらし展望台」から、モヤッとしていますが生田川沿いの橋が何本か見えます。
一番手前、写真の一番下の橋は、桜の時期には撮影ポイント。
写真中央より少し上、今しがた阪急とJRの電車が通過している鉄橋まで、桜を見ながら歩いて行くこともあります。
こうして見ると、神戸は海と山に挟まれている街だなと、あらためて思います。
ハーバーランドの方も、モヤッとしています。
先週に続いて今週も摩耶山へ。
人のいない市ヶ原・櫻茶屋の気温は14℃、
じっとしていると長袖とはいえ半袖のシャツと2枚では、寒いなぁ。
今日も右側の天狗道へ。
風があるので、きつい坂でもゆっくり上れば、暑くてバテるようなことは無いので、ちょっと余裕です。
トゥエンティクロスから上ると、黒岩尾根の最初のピーク(606m)が正面です。
この尾根から摩耶山へ上ってみようと思いながら、もう何年も行ってません。
これから冬になると、黒岩尾根には西からの季節風を遮るものが無くて、冷たい風がまともに吹き付けてきます。
何年前か忘れましたけれど、神戸にしては雪がよく降った年に、黒岩尾根の吹き溜まりで膝近くまで雪に埋まり、 先行した人の足跡をたどって摩耶山へ上ったことがありました。
雪が積もると、歩き慣れてるはずの道とか、目印にしていた低い道標などが全く分からず、景色も見たこともない雪景色に変わっていて、その時はものすごく不安になったなぁ、などと回想しながら歩いているうちに学校林道分岐です。
上ってきた道を振り返ります。
左の赤い道標の道を下ってゆくのが学校林道で、下で旧摩耶道と合流して、西に行くと新神戸、東に行くと青谷道と合流します。
これからは木の葉も落ちて、虫もほとんどいなくなるので、たまには学校林道も歩こうかなと思います。
ちなみに、山嫌いの配偶者は小・中学校の行事で学校林道を歩かされた嫌な思い出が、今でもしっかり残っているそうです。
学校林道を下って行くと一か所だけ上り返す所があります。それがこの4本鉄塔のある小高い所です。
学校林道は鉄塔の向かって左側を通るようになっています。
近くにある案内板を見ると、4本鉄塔を撮影しているこの場所は標高約650mあたりのようです。
4本鉄塔は標高約450m。
先ほどの撮影場所から10分程のこの場所は眺望が良く、帰り道に使う予定の青谷川の谷筋が良く見えます。
長い橋はハーバーハイウェイの摩耶大橋。
摩耶大橋の西詰辺りには、奥のポートアイランドと同じように、車がたくさん置かれていて、車の屋根に日が当たってキラキラ光るのでよく目に付きます。
摩耶山上の電波塔。
電波塔は最後の急坂を上りきった所にあるので、先週は好調だったとはいえ、写真を撮る余裕がなかったようですが、今日はOK。
紅葉も増えてきたようです。
山上に着くと、まずは神戸西部から明石、姫路、運が良ければ小豆島が見える「海の丘」に行きます。
「海の丘」からは鈴蘭台の街と左奥に鍋蓋山や菊水山が望めます。
手前の鍋蓋山と奥の電波塔がある菊水山の間は、どちらからでも、高低差約200m位を下り、そしてまた200m位の上り返しがあるので結構辛くて、一回行ったきりで「もうええわ。」になっています。
掬星台の気温は昼前で、17℃。
風もあるので汗冷えしないように、ウインドジャケットを羽織ります。
ロープウェー乗場にレンタサイクルの案内があるので行ってみると、
電動アシスト付き自転車が3時間で1000円。
新神戸からここ摩耶山の掬星台まで約3時間歩いて来たので、そんなもんかと納得します。
案内板のマップを見ると、掬星台~六甲山牧場の区間で使えるそうです。
左下に掬星台、右上に六甲山牧場が描かれています。
六甲山牧場は掬星台の東端から見えたはずなので探します。
高圧線のある長峰山の左方向を見てゆくと、
保養施設などがある尾根を遠くに見ながら、手前の長峰山の尾根をさらに左へ。
左下に六甲山牧場の赤い屋根の「六甲山 Q・B・B チーズ館」が見えますが、わかりづらいので、
ズームして、トリミングしてみました。
あそこまでレンタサイクルで行けるのか、と納得して今日は摩耶山を下ります。
掬星台から12~13分で摩耶山史跡公園。
台風で倒れた大杉が置かれています。
くぐりぬけると全体がよく分かります。
大杉から約1時間。青谷登山口からの眺めです。
ポートアイランドに架かる神戸大橋やポートターミナルが見えます。
国内クルーズが再開されて、クルーズ船が11月より本格的にポートターミナルにも停泊します。
新神戸駅まで戻ってくると、背山に布引ハーブ園のロープウェイ。
海と山に挟まれている神戸の街は、 気軽に山に上ったり、海に行ったりできる恵まれた所だと思います。