6月3日(水)
摩耶山へハイキングに行けるか不安があるので、歩きやすく引き返し易い、
大師道から鍋蓋山へ、足の力を試すつもりで登ります。
いつもの修法ヶ原池ハイキングより少し足を延ばしています。
大師道を登って来て、山の道かなと思わされる堰堤横の階段道。
上るにつれて足が重くなります。
・・・クソッ!
大師道に入って約1時間、猩々池に着きます。
別にどうということのない池ですが、二本松林道と交差しているので、
何となく腰を下ろして一服する雰囲気があり、休憩している人も多い所です。
今日は足慣らしが目的の鍋蓋山ハイク。
鍋蓋山までの約2時間、水分や糖分の補給はしますが、
腰を下ろさないで行くのが目的なので、ここでの一服はしません。
大龍寺まで10分強、そこで六甲全山縦走路に合流して西へ約10分、
右へ折れると修法ヶ原に行きますが、鍋蓋山へは直進します。
思わくどおりに何とか登って来れた鍋蓋山から、西に菊水山の電波塔が見えます。
その左には淡路島があって、明石海峡大橋がよく見えるはずですが、
残念ながら今日はダメのようです。
熱中症にも注意しないといけないなあ、と蒸し暑さを感じるような景色です。
東に見えるハーバーランドやポートアイランド、空港島もボヤっとしています。
鍋蓋山で一服すると余裕が出たのか、帰り道は修法ヶ原池に寄って帰ろうと、
六甲全山縦走路から鍋蓋北尾根へ回ることにします。
来た道を引き返すと正面に摩耶山が見えます。
約5分で鍋蓋北尾根への分岐点に。
階段を下って行くのが六甲全山縦走路、左の道標の間が鍋蓋北尾根の道です。
鈴蘭台は進行方向左側すぐそこです。
大きな白い屋根が見えるのは神戸鈴蘭台高校でしょうか。
神戸電鉄に乗り換えて行く、遠い所のイメージが私にはずっとあるのですが、
鍋蓋山から間近に鈴蘭台を見ると、その近さに楽しくなります。
鈴蘭台と再度公園(修法ヶ原池や外国人墓地などがある)の分岐まで来ました。
数回この道を歩いたことはあるのですが、
うろ覚えなので、スマホに山用の地図アプリを入れて、
GPSで現在地を確認できるようにしていますが、
分かっているつもりでも道標を確かめて再度公園へ向かいます。
分岐から約5分程で「弘法大師 修法之地」と碑があるお堂を通り過ぎ、
静かな修法ヶ原池に出ます。
ここまで思いのほか順調に歩けました。
天候に恵まれ、ゆっくりしたペースであれば摩耶山も大丈夫そうです。
ただ梅雨の入りが近いのが気にかかります。
この後、何事もなく帰れたのですが、
あれほど多くぶら下がっていた毛虫は蝶に、尺取虫は蛾になったのでしょう、
ほとんど見かけませんでした。
そろそろ、メマトイなど体の周りを飛ぶ虫が多いかなと予想して、
ハッカ油のスプレーを持って行き、マスクにも軽く吹きかけておくと、
顔の近くまで虫は寄っては来るけれど、すぐ離れてゆきました。
今までなら顔の周りの虫は、なかなか離れず不愉快だったのですが、
ハッカ油をマスクに軽く吹きかけておくだけで効果がありました。
ただ人によっては刺激が強いので要注意です。
作り方はこちらを参考にしました。
https://www.hakkayu.jp/column/column01/
但し現在、コロナ対策で使われているのでしょう、
無水エタノールや、100均でスプレーボトルが手に入りにくいので、
スプレーボトル入りを買ったほうが良いかも知れません。