頭の上に雲があるようで鬱陶しい。
何とかならんかな、と思うこの頃、
Louis Armstrong の 「What a Wonderful World」
の美しいものは美しいと感じられる、
シンプルな心根をこれから持ってゆければいいのかな。
連休明けの5月7日(木)、良く晴れている諏訪山公園の金星台。
ビーナスブリッジへ散歩ですが、たまには諏訪神社の急な石段を避けて、
石段東にある坂道にします。
ビーナスブリッジの展望台にあるイラストマップを使わせてもらいました。
白い矢印をつけた道を上がります。
石段を上がる時のようには、足を持ち上げないので少し楽です。
金星台からポートタワー、大阪南部の和泉山脈の稜線が見え、
いかにも五月らしい景色です。
相変わらず人の少ない公園です。
午前10時過ぎに下山の方は、朝早くに裏山へ入られたのでしょうね。
長袖を着ておられるので、朝のうちはまだ冷たいのかも知れません。
金星台より少し下にある「子どもの園」から、珍しく子供の声がしますが、
新緑に隠れてその姿は見えません。
「子どもの園」という名の公園とは裏腹に、
ここでは滅多に子供が遊んでいるのを見たことが無いので、
誰か大人が付き添っているのか気になります。
ビーナスブリッジの展望台に上がると、南の空に飛行機雲。
白い筋が東へぐんぐん伸びてゆくのを、ボーっと眺めています。
ものすごく長い間見ていないような気がしてしまう、港の見慣れた風景。
ボーっと眺めています。
東側に六甲アイランドから大阪方面。
少し西側を見ると、友ヶ島や淡路島も、そこそこ見通せるようです。
展望台の柵を新しくする工事の完成予定日が4月30日 、と貼り紙があるのですが、
まだまだかかりそうです。
見晴らしの邪魔になるわけでもないので、焦らずどうぞ。
久しぶりの広い青空の下で開放感でいっぱいになり、
初めてビーナスブリッジに来た子供のように、あちこちを見渡しています。
港とは反対側の錨山もモコモコ。
葉がしっかり茂り、ここからは錨のマークが見えにくくなっています。
レストラン「ジャンカルド」の右に小さく小さく菊水山の電波塔。
そう言えば、昔々、港巡りの遊覧船の船長さんが、
春から夏にかけて山がどんどん丸く太り、
秋から冬にかけて山がどんどん痩せてゆくのが、
海から見てるとよう分かる、と言うてはったなぁ。
ビーナスブリッジまで上がってくる道に、今年は毛虫が結構ぶら下がってました。
虫が多い年かも知れんから、これから防虫の準備もしとこかな。
帰り道の諏訪神社の鈴を鳴らす綱が横にずらされていました。
コロナ対策でしょうね。
裏山の入り口に1時間足らずでも入ることができて、
頭の上を覆っていたモヤモヤ雲が少し晴れました。
良かった。
裏山や摩耶山へ行く時、私が使っている携帯防虫器。
アウトドア用なので、家庭用の蚊取り線香より強力です。