4月4日(土)、生田川の桜を見た帰り道は、北野天満神社の桜です。
新神戸から山麓の北野通りを西へ、坂道を少し上がると北野浄水場跡で、
ここの桜も目を引きます。
北野通りから不動坂を上がり、サッスーン邸の前で左へ折れて、
北野天満神社へ向かう途中、北野町東公園という小さな公園があって、
ここからポートタワーを見ると、こんな感じに見えるのですが、
見ている範囲を写真にすると、う~ん違うねん、と配偶者はものすごく不満。
公園から見ています、ポートタワーが見えます、
ということが良く分かる写真を撮れる腕がなくて、スミマセン。
生田川と同じように楽しみにしていた北野天満神社の桜は、
期待通りの咲きっぷりです。
「げっ、階段上がるのん!」と配偶者。
「上がったら見晴らしがええから。」と私。
「親戚のお兄さんに、上がったらコーラを買ってあげる、と言われて、
そんなもんある訳ないやろ、と思ったけど、上がったらほんまにあってん。
まだ自販機あるんやろか?」と配偶者。
「知らんがな、いつの話や。」
「ごっつい昔。」
「・・・!」
なんか、ごちゃごちゃ言いながら、手すりにつかまりながら、境内まで上がり、
とりあえずベンチで一服しています。
ありました。
写真の右下、ベンチの向こうの石垣に「自動販売機」小さな立て札。
山の方の桜もええけど、
いつまでもベンチに座っとらんと、風見鶏の方へ行ったら、
あんたの好きなポートタワーも見えるし、桜もあるで。
見る機会が少ない満開の桜と日差しのせいでしょうか、
来慣れた場所なのに、観光の人も少ないのに、
京都・清水寺に行った時のような観光気分になっています。
北野天満神社からの見晴らしや桜に納得して帰ります。
下りもきついから、上った時みたいに手すりを持った方が、ええよ。
それと、あとで手を洗うねんで。
桜と着物の場面が忘れられない市川崑の映画です。