「みなとこうべ海上花火大会」の有料観覧席が設けられる所、
そして天然温泉の出た突堤、という位しか知りません。
公園として使われるように整備されたメリケンパークとは違い、
新港第一突堤は、船の発着に使われる突堤として整備されているので、
気晴らしの散歩コースとしては物足りないかも知れません。
花粉症がひどくなってきたので、裏山への散歩は出かけづらいので、
海の方へ行くのですが、メリケンパークは少し飽きました。
そこでメリケンパークへ行った時に眺めてる新港第一突堤がどんな所か、
一度見てみようと思います。
三宮での用事が終わった3月1日(月)、帰り道に寄ってみることにします。
京町筋を道なりに海の方へ向かって行けば、新港第一突堤に出ます。
京町筋と花時計線の交差点から海の方を見ています。
京町筋はオフィスビルや商業施設などもある通りで、
海に向って約5分も歩くと「神戸市立博物館」があります。
博物館や科学館などは小学生の頃に、授業の一環として来るので、
勉強嫌いだった私は、よほどの理由がない限り、
大阪歴史博物館の「浮世絵 ねこの世界展」に出かけます。 - pochinokotodamaのブログ
今でも足が向きづらいところがあり、時間があっても立ち寄ることはありません。
1864年に作った神戸海軍操練所の碑があります。
「神戸海軍操練所跡」碑の向かい側に「京橋」があります。
西側は波止場になっていて、海上保安庁の小型船などが係留されていますが、
東側は駐車場になっています。
こちらも以前は波止場でした。
国土地理院の空中写真(1948年2月20日・米軍撮影)で見るとよくわかります。
このころは「新港第一突堤」ではなく「第一突堤・第二突堤」という名称で、
略して「いっとつ(一突)・にとつ(二突)」と呼ばれていたように思います。
もちろんポートタワーやメリケンパークはまだ出来ていません。
こちらが最新(2009年4月24日撮影)の空中写真です。
ポートタワー、メリケンパーク、モザイクはありますが、
新港第一突堤には「神戸みなと温泉 蓮」はありません。
橋を渡ると正面に2015年12月開業した「神戸みなと温泉 蓮」が見える
新港第1突堤です。
「神戸みなと温泉 蓮」の入り口手前を左に折れると、岸壁に出ます。
突堤の先へ進んで振り返ると六甲の山並みが見え、
隣の新港第二突堤には貨物船、
その向こうの新港第三突堤はフェリーターミナル、
そして新港第四突堤の上には神戸大橋とポートライナーがあります。
遠くにはなりますが、メリケンパークからは見えなかった、
また山の方を見るとメリケンパークからは見えにくかった、
ビーナスブリッジや錨山、市章山などが見えたりして、
楽しい景色の収穫になりました。
突堤の西側は船が係留されていないとだだっ広くて、
「みなとこうべ海上花火大会」の観覧席を作るにはぴったりです。
ただ、これだけの散歩だと何か物足りないので、
散歩の〆は、やはりポートタワーになってしまいますね。
花粉症のために裏山を避け、ウイルスのために人混みを避けられる、
良い散歩コースが一つ増えました。