神戸阪急の食品売場で、「ヨーグルト種菌」に配偶者が食いつきます。
手招きで呼ばれて行った私の「買(こ)うてもええで。」で、衝動買い。
以前知人から種菌で作ったヨーグルトをいただいたところ、
結構おいしかったので、「種菌」パッケージを見た途端、
二人ともそのおいしさを思い出したのかも知れません。
家に帰って1000mlの牛乳パックを常温に戻し、種菌1包を入れ、
説明書の手順で発酵を待ちます。
寒い時の発酵は36時間~72時間が目安となっていますが、
早く結果が見たくて36時間で開けてしまいます。
まずは出来上がったヨーグルトを種菌にするため取り置きをします。
確かにトロリと粘りはあって見た目は食べやすそうですが、
食べてみると、何や?全然違う!
まるで胃の検査をする時に飲むバリュームに近い感じ。
このままでは1000mlの牛乳パックのヨーグルトを食べきれないので、
配偶者が思いついたのが、安心安全の自家製アイスヨーグルトパフェ。
ヨーグルトをシャーベット状にして、
2019-12-06の記事「見納めの紅葉パフェです。」で使った、
練乳をかけて「白くま」風アイスパフェを作ります。
しかし見た目が面白くありませんし、味や風味に感心するわけでもありません。
ここで、物腰は低いが、性格は荒っぽい配偶者の実力が発揮されます。
雪ダルマを作ると言い出して、
手近にあったポッキーとピーナッツを、
ヨーグルトのシャーベット団子に突き刺しますが、
このままでは雪ダルマの華やかさが足りないと、
更に銀の粒のアラザンを散らします。
《なんか情けない鳥になってへんか?(ダークサイドの私)》
とは口に出して言えないので、撮った写真をみせると、
作者はゲラゲラ笑っておられました。
取り置きの種菌から作った2回目のヨーグルトは、
72時間経って開けると、なめらかで適度に粘りもあって、
普通にヨーグルトになっています。
小さじ三分の一の砂糖と、大好きなシナモンパウダーを入れて、
良くかき混ぜて食べると、好みの美味しいヨーグルトになりました。
わざわざ雪ダルマのために、シャーベット団子作るのでなければ、
普通にヨーグルトで食べるのが我が家には合っているようです。
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