裏山散歩の目安にしているのが赤い線のコース。
適当に気分で選んでウロチョロしています。
赤い線で引いたこのコースを通ると、
普段は水と飴玉だけを持って行くけれど、お昼ご飯を持って行ける、
普段は10km位の目安で歩くところを13km位歩ける、
普段は2時間半位のところを、新神戸を出て新神戸まで5時間近くも使える、
普段は標高400mくらい上がるところを標高700m近くも上がれる、
とデラックス(DX)な散歩になります。
1月15日(水)
新神戸駅裏の「みはらし展望台」付近から見ると雲が厚く、
天気予報ではお昼ごろ雨が降りそうですが、
摩耶山は昨年の10月以来なので、たとえ空模様が怪しそうでも、
楽しい気分に水は差されません。
神戸布引ハーブ園の入り口があるロープウェイ「中間駅」。
風が強い冬の日はさすがにゴンドラも揺れるでしょうね。
夏と較べると訪れる人は少なそうです。
ハーブ園から約15分ほど歩いた「紅葉の茶屋」2階の軒先には、
スズメバチの大きな巣があります。
この巣にはもうスズメバチはいませんが、初めて見た時、
一度スズメバチに刺されているのでギクッとなりました。
午前10時過ぎ、
お昼ごろ一時雨が降る、の予報が出ているせいでしょうか、
ハイカーが少なくひっそりしている櫻茶屋です。
櫻茶屋から約15分、
ハーブ園山上の建物がある南方向は雲は少ないのですが、
黒岩尾根のある北方向は曇り空。
風向きから見たら、降られても、しゃ~ないか。
トゥエンティクロスと天狗道の分岐から30分ほど、
稲妻坂にある明石海峡大橋が見える所まで来たのですが、
残念ながら今日はぼんやりとしか見えません。
明石海峡大橋を見たところから20分ほどで、
学校林道との分岐(標高555m)を過ぎます。
分岐から少し先の急な岩だらけの道を上りきると、
4本鉄塔、ポートアイランド、空港島が目の前にぱっと広がります。
近くの案内板で、標高600mを越えていることが分かりますが、
それよりも、お昼前で結構お腹が空いてきた方に関心が向いています。
摩耶山から少し下った旧天上寺跡は北風を摩耶山がブロックしてくれるので、
そこでお昼の予定でしたが、とにかくお腹が空いているので、
どこか適当な所でお昼にします。
以前、イノシシの置物があった方位柱のこの場所は、 眺めも良く、
日は当たるけれども、北風が当たることはないのでお昼には最適です。
ここでお昼にします。
お昼の一服のあと、ひと踏ん張りの坂を上って電波塔のある山上へ。
山上から、はっきり、くっきりを望める天気でないことは分かっていたのですが、
昨年の10月以来なので多少は期待していたのですが、・・・しょうがない。
風が冷たいこともあって、さっさと掬星台に向かいます。
気温は1℃、掬星台も風があって冷たい。
さっきからパラパラとアラレのようなものが音を立てて体にあたります。
この冬初めての雪もどきで、はしゃいでみたくなります。
午後1時前、天気予報が当たり、雨ではなくみぞれが降ってきました。
長居する気分ではなくなり、もう下りることにします。
「摩耶山史跡公園」の「仁王門」まで下りてくると、
雨は本降りになってきましたが、傘をささなくても木立のおかげで大丈夫です。
「青谷道」は木立の道なので雨はしっかり降っていても、
びしょ濡れにはならないので、気があっせたりしないのは助かります。
とは言え、さすがに写真を撮る余裕はありませんでした。
下りて来た時、青谷の登山口では晴れていたのですが、
バス道に出ると、雨が又本格的に降り出し、さすがに街なかでは傘が要るので、
新神戸まで傘をさしたまま歩きました。
下りは雨に降られたものの、久しぶりの摩耶山で散歩DX判を満喫できました。