きょう7月5日(金)は、阪神大水害から81年、梅雨もひと休み。
気分転換に、エリック・クラプトンもベースとドラムから煽られて、とんがった演奏をしている「クリーム」の勢いのある演奏が聴きたくて、
Cream「Crossroads」です。
明日も雨は降らない予報ですが、西の空を見てもすっきりとはしていません。
梅雨ですね。
成人病にどっぷりの私は、かかりつけのお医者さんの言いつけを、まあまあ守っているので体調は良いのですが、すぐ調子に乗って元の木阿弥にすることがあるので、短い時間でも歩くようにします。
宇治川沿いに下って行きます。
元々水の量が少ない川なので水かさが増えていません。
宇治川の上流(再度谷川)にある猩々池の東に新しく砂防堰堤ができていました。
普段は水が流れていないのでベンチが作られていて一服できるようになってます。
六甲山系の南側では普段、川の水が少なくても、海と山が近い傾斜地形なので土砂災害が起こりやすく、砂防や流木対策として堰堤が多く作られています。
今年4月7日撮影
1938年(昭和13年)のきょう7月5日は、神戸・阪神地区に「阪神大水害」が起こった日です。
ここより下流にある宇治川商店街の当時の被害の様子も記録されています。
この水害をきっかけに宇治川の整備工事も進んで、桜の季節には花見客で狭い河原(?)がいっぱいになる公園として使われています。
今年4月7日撮影
宇治川から山の方へ5~6分歩くと、神戸市水道局の奥平野浄水場があります。紅白の電波塔があるところです。
ここでも桜を楽しむことができます。
今年4月7日撮影
宇治川沿いを歩いていると、母から何回となく聞かされていた「阪神大水害」を思い出します。
先日読んだばかりの陳舜臣の「神戸 わがふるさと」「神戸ものがたり」にも書かれていたので、そのせいもあるかも知れません。
梅雨が明けるまでは雨にくれぐれもお気を付けください。