山に上っても海とは縁のある街・神戸。
シャルル・トレネ「ラ・メール」
「ラ・メール」が流れるラスト場面が楽しい映画です。
|
5月22日(水)
摩耶山へは4月5日(金)以来なので、新幹線の新神戸駅でお昼のコロッケパンとホットケーキを買っていると、少しの緊張感と旅出ち感があります。
朝ごはんが500kcalくらい、お昼ごはんは炭水化物まみれの二つ合わせて700kcalくらい、朝と昼の合計で1200kcal、きょうは最低でも摩耶山で1000kcalは使うので食べるぞ。
と、張り切り気味で「みはらし展望台」より一段上の道路から見る、春日野道ガスタンク中心の市街地と大阪湾と大阪南部の山並み。
帰ってからTVの天気予報番組で知ったのですが、この日の雲が刷毛ではいたようになっているのはジェット気流のためだそうです。
平日なので市ヶ原の櫻茶屋は閉まっていて人もいなくて静かなので、まるで登山道の取付き口のような雰囲気でその気になっている私です。
稲妻坂の手前から見える高雄山(476m)の新緑のてんこ盛りはすごい!この山の左手には最近よく散歩している修法ヶ原池があります。
トウェンティクロスと稲妻坂の分岐に、一部通行止めの掲示板がまだ置かれています。トウェンティクロスの修復の予定はあるのかな。
明石海峡大橋が見える所まで上がってきました。
梅雨から夏になると、ここまで来るだけでバテたりしますが、きょうは空気がカラッとしているので汗が身体にまとわりつかず快調です。
市ヶ原からここ学校林道の分岐まで、上る人にも下る人に会っていません。いくら平日でもトレランの人には出会うのですが、誰にも会わないのは滅多にないことだと思います。
四本鉄塔とポーアイ、空港島。見慣れているはずなのに飽きません。
摩耶山上の電波塔の空が高い。
山上の「海の丘」から鈴蘭台など神戸の西方面。風が気持ち良い。
ここで700kcalのお昼にします。
セミが鳴いている!なんでこんな早い時期からや?
まぁええか、パン食べとこ。
エネルギーは満タン、良い気になって帰り道は青谷へ下ります。
きょうの掬星台は「あぁ!」と感嘆詞だけしか出てこない楽しい眺めです。
三宮からハーバーランド。
灘から芦屋、西宮、大阪方面。
20℃の掬星台でも日差しはきついで、早よ日かげに入りよ。
山上より少し下りた旧天上寺跡です。真ん中少し右上側にロープウェー「星の駅」近くにある電波塔が見えます。
ここまで毛虫やメマトイのような小さな虫が少ないので一層快適なのでしょうね。
トレッキングポールを上りでは使っていたのですが、快調なので調子に乗って下りでは使わず青谷まで下りてきました。
青谷へ下りた時に、神戸に住んでいると実感する坂道です。
自販機でコーラを買って、バス道を新神戸までダラダラと歩きます。
摩耶山に上った達成感もあって至福の時です。
快調、快適な摩耶山ハイキングでしたが、調子に乗ってトレッキングポールを下りで使わなかったので、次の日に右ひざに少し痛みが出ます。
私の「調子こき」の性分を確認するハイキングにもなってしまいました。