私の勝手な春節祭のイメージは、混沌としていて楽しい、というと
Jefferson Airplane「Somebody to love」 になります。
神戸餃子専門店「元祖ぎょうざ苑」では、
「神戸っ子餃子1kg入り(通常2786円)」を
「福袋」として2019円(税込)で売り出していることを知り、
ワクワクしながら買いに行く2月9日(土)です。
晩はビール!ビール!ビール!(みなさんもご一緒に)。
ポート君、寒いから風邪ひいたらあかんで。インフルも怖いから気い付けや。
「元祖ぎょうざ苑」の場所を確認しておきます。南京町広場に近いはずです。
場所は分かりましたが、店の前に行列ができていました。
お昼12時から南京町広場で獅子舞があるので、それを見てから餃子を買うことにします。
南京町広場は人でびっしり。
獅子舞を演じる「神戸華僑総会舞獅隊」の皆さんでしょうか、打ち合わせや準備をしています。
広場は期待感でザワザワ。
配偶者の大好きな太鼓とドラが鳴ると会場に熱気が沸いてきます。
青と赤の獅子の舞が始まりました。
ジャン・ジャラ・ジャン、ジャン・ジャラ・ジャン・・・。
おっ、二頭とも立ち上がった!高い!
見せ場です。
いよいよ見物人の頭を噛んで回ります。
来たで、来たで!福を授かるように頭を噛んで貰らお。
もう20分以上演じていて、二頭の獅子が舞台に上がってゆきます。そろそろ終演でしょうかねぇ。
ネコさんを見ているようで楽しいのに残念やなぁ。
二頭揃いまして、
せ~の。
ハイ!あけましておめでとうございます。
熱演も無事終わりました。
では餃子を買いに・・・の前に、
中国・後漢末期に劉備に仕えた武将の関羽が商売繁盛の神様としても信仰され、神戸市中央区中山手通に「関帝廟」があります。
春節祭の間は南京町広場では、「関帝さま」として祭壇に祀られているので参拝します。
西遊記の面々が参拝の仕方などを案内してくれて、参拝のあとは一緒に記念撮影もできるのですが、
参拝している後ろで、こんなポーズをしています。
参拝を終えて、いよいよ念願の餃子を買いに「元祖ぎょうざ苑」へ。
行列ができていますが、お土産を買う時は列に並ばずそのまま店内へ入るようにと張り紙がありますが、並んでいる人に気が引けるので「すみません、お土産を買うので通してください。」と言いながら店内へ。
「1kg入り神戸っ子餃子福袋」を買って表に出ると、
並んでいた人からひと言、「わぁ、ごっついなぁ。」
帰りの時間に合わせて保冷剤と保冷袋を用意してくれたので助かりました。
元町商店街を通って帰るのですが、この日は陽が差さず冷たかったので3丁目まで来ると和菓子の「二つ茶屋」で甘いものが欲しくなりました。
で、一服です。
抹茶と和菓子は、私。
ぜんざいは、配偶者。塩昆布の曲がり角度が気になります。
配偶者は窓の外も気になるようで、通りすがりの人が結構手にとる1500円のコートに興味津々の様子です。
右隣のカステラ屋さんが売っている野菜も気になってしようがないようです。
暖房と甘いもので温もったので店を出ます。
きょうのところは、コートも野菜もパスして、
さぁ帰って餃子で、ビール!ビール!ビール!
「元祖ぎょうざ苑」のパンフレットで「神戸っ子餃子」の盛り付けはこんな風になっています。
おいしそうですね。
我が家では、・・・!?
盛り付けに関するコメントは差し控えさせていただきます。
買った時に付けてくれる味噌に、店の作り方通りの分量の醤油とお酢を混ぜて味噌だれを作り、これを付けて餃子を食べるとビールが進みます。
私たちには皮の厚さが丁度良い具合で、中の具材も旨味は十分なのにくどく無く、それこそいくつでも食べられそうなおいしい餃子でした。