先週末の予報では晴だったので、
12月19日(水)の摩耶山ハイキングを予定しました。
8月以来なので、張り切り過ぎないように気楽なサウンドの
Fleetwood Mac「Dreams」です。
新幹線・新神戸駅から見える南の空は、曇ってはいますが雨の心配はありません。
新神戸駅から約20分で「みはらし台」に到着。
対岸の大阪南部の和泉山脈の稜線が、曇り空なのにくっきり見えます。
道路の突き当りにJR三ノ宮駅があります。
西の空を見ると、青空に布引ハーブ園のロープウェイが見えます。
ここは西風が布引渓流を勢い良く抜けて来る所なので、
それほど温まっていない体には結構冷たく感じます。
新神戸駅から1時間弱、紅葉の茶屋は今日はお休みです。
猫の左京君や犬のワトソン君もお休みかな。
出入口の戸に写真が貼ってありますが、猫さんは左京君ではありません。
以前、よその猫さんが通りがかった事を記事にしたことがありますが、
その時に左京君と一緒に居た猫さんだと思います。
ネコさんが堂々と「紅葉の茶屋」を行く。 - pochinokotodamaのブログ
あっ、左京君がいた。「左京君。左京君。」
残念、振り返りも返事もしてもらえません。
紅葉の茶屋から10分弱、櫻茶屋に着くと、
ハイキングコースの注意書きがあります。
もしこちら方面のハイキング予定をされておられたらご参考にして下さい。
※記事の中では小さな写真ですが、クリックすると大きな写真が表示されます。
櫻茶屋から約10分強、注意書きにあった斜面の崩落が見えます。
1分でトゥエンティクロスと摩耶山への分岐に着きます。
ここにも注意書きのマップがあります。
トゥエンティクロスも迂回路も、崩落する前に何回かは通ったことのあるコースなのですが、正直なところ迂回路は私には楽しいコースとは思えませんでした。
直進がトゥエンティクロス。右の階段が摩耶山への天狗道です。
分岐から約10分、ほぼ同じ高さ位に布引ハーブ園の山頂の建物が見えます。
恐らく標高400m位でしょうか。
8月以来の摩耶山へのハイキングなのに思いの外体を軽く感じ、
久し振りにしては良く歩けている思っていたのですが、
ふくらはぎが少し重くなってきました。
明石海峡大橋を望める所まで上がって来ましたが、
きょうは大橋がかなり見えづらいです。ズームにして撮ります。
稲妻坂を上っていると、ふくらはぎが一層重くなってきました。
攣る感じはありませんが、まだ山頂まで1時間少しはあるので、
トレッキングポールを使う事にします。
ふくらはぎへの負担が多少とも減るかも知れません。
学校林道分岐です。西からの風が強く笹が千切れそうです。
ここでお昼にする予定でしたが、この風の中では食べる気にはなれないので、
もう少し先まで行きます。
西に見える鈴蘭台の街まで直線距離で約4km弱、
風を遮るものが無いのでここはまともに西風を受けます。
山の東側で風を避けられる少し低い所を探して一服します。
お昼の後、風と木々のざわめきに追い立てられように、
頂上までほとんど休まないで上って来ました。
あ~しんど。息が上がりそう。
海の丘と呼ばれているここは、神戸の西にある明石や姫路、運が良ければ小豆島まで見えるのですが、きょうは西風が強く冷たいので、写真もそこそこに掬星台へ向かいます。
掬星台にある温度計を見ると5℃。
ポートアイランドや空港島は、冬の海に浮かんでいます。
きょうは平日で、閑散としているだろうと思っていましたが意外と人がいます。
久し振りの摩耶山・天狗道で気持ちの余裕も段々無くなり、
お昼の後は休みもとらず写真も撮らず、ひたすら歩くことに集中して、
何とか掬星台に上がって来れて心底ホッとしました。
トレッキングポールを使っていてもふくらはぎが重いので、
下りは無理をしないで、ロープウェーとケーブルカーを利用します。
お~、中に入ると暖かい。体のこわばりがとれて楽になる。
お客さんは、私を入れて5人。
平日の午後1時頃だとこんなものかなぁ。
このロープウェーは、「おりひめ」です。
下からやってくるのは「ひこぼし」です。
出来るだけ遠くの風景を見るようにします。
足元を見ると吸い込まれそうな気がするので、真下を絶対見てはいけません。
左に見えるのは六甲・岡本方面です。
緊張のひと時は無事に済み、ケーブルカーに乗り換えると、
余裕のヨッチャンになっています。
ナメていると結構な坂です。ちょっと怖そう。
下からのケーブルカーとすれ違います。
間もなく終点の摩耶ケーブル駅です。周りは住宅街で線路近くまで家があります。
桜の季節には右側にある公園でお花見ができます。また有名な灘の「桜のトンネル」は、駅を出て左へ1分の所から海側へ伸びています。
ここから5分ほど歩いて下のバス道に出て、バスで三宮まで行くことにします。
きょうは、出足で快調だと錯覚したので、知らぬ間にオーバーペースになってしまい、下り用のエネルギーまで使ってしまったようです。
四カ月も御無沙汰していれば仕方が無いのかも知れませんが、
それでも、青谷を下り新神戸まで歩け無かった事が悔しい。