前回に続いて今回も Frank Sinatra です。
Frank Sinatra「Come Fly with Me」です。
展示室、会議室などの位置関係の参考になればと思い、
入館時に手渡されたパンフレットを引用します。
2階の展示室を見た後は、3階へ上ります。
2階の窓が踊り場まであるのが気になります。
何か意味でもあるのやろか?
踊り場まで上り、しゃがみこんで足元を覗いてみました。
う~ん、分からんなぁ。
3階に上がると正面に屋上庭園への出入り口があるので外へ出てみます。
左には建物北側の第一会議室。
庭園中央には噴水。
会議の合間に庭園に出てリフレッシュできるのは良いのでしょうね。
すぐ近くには兵庫県庁があります。第一会議室の北側(山側)になります。
建物南側の南ロビーです。ここにエレベーターがあります。
暫くベンチに座っていると体が冷えて来たので、館内へ戻ります。
3階の各部屋には、兵庫県所縁の芸術家の作品が置かれていますが、
残念ながら写真撮影は禁止されていますので、
写真で紹介している部屋に置かれている作品の名前だけでもご紹介します。
3階で一番大きい第一会議室です。
第一会議室に置かれている作品:中西勝「天の調べ」、
石坂春生「三つの椅子(女のいる風景)」
第一会議室を出て、夢に見そうな廊下を建物南側にある知事室へ向かいます。
公館の知事室は、公館で会議や催しがある時、知事が執務でいちいち県庁に戻らなくても良いように用意されているそうです。
係りの人の説明を聞くまで、そうとは知らず「何で今どきの電話が昔の知事室にあるんやろ?」と不思議に思っていました。
知事室に置かれている作品:田村孝之介「ニースの太陽」
知事室から東へ行くと、南ロビーに出ます。
ちょうど迎賓館玄関の真上になります。
南ロビーに置かれている作品:
元永定正「あかまるしかくしろいひかりがでているみたい」
小磯良平「KOBE, THE AMERICAN HARBOUR」(タペストリー)
南ロビーはエレベーターホールにもなっていて、レトロ調の扉で階表示も矢印のアナログになっていますが、中身は全くの現在のエレベーターです。
南ロビーの東隣は第二会議室です。
第一会議室に比べると小振りになっています。
第二会議室に置かれている作品:黒田賢一「春夏秋冬」(書)、
小林等「関屋・・・源氏物語」、白髪一雄「瑠璃変」、津高和一「虚」
第二会議室の隣は貴賓室です。
和風の部屋になっています。
天井に特徴があり、照明は県花「のじぎく」をイメージしています。
貴賓室に置かれている作品:森月城「水郷」、永澤永信(四代目)「湖愁」(陶芸)
建物東側の部屋も公開されていますが、また次回訪問時に見学する事にします。
南ロビーに戻り、エレベーターで1階の大会議室に行きます。
玄関ホールに下りてくると歴代知事の胸像が並んでいて、
胸像左側の階段を少し下りると大会議室の出入り口があります。
約600席の大会議室です。
県主催のレセプションやシンポジウムに使われています。
もう20年以上前になりますが、ここで行われたジャズピアノの演奏を
聴いたことがあります。
その時、この大会議室は照明が落とされ、ほの暗くなっていて、
どのような部屋なのかよく分からなかったのですが、きょう確認できました。
大会議室を確認できたので、階段を少し上り玄関ホールへ出てゆきます。
天井の照明は、「のじぎく」のようです。
壁の照明も「のじぎく」。「虫」に見えるけど違うやろなぁ。
入館する時に使った北玄関の反対側(海側)の
迎賓館玄関を出て振り返ると秋の空です。
様子が分からなかったのでせかせかと回りましたが、
今度来る時は、展示美術品を是非ゆっくりと見て回りたいと思います。