今年の中秋は9月24日(月・祝)で、旧暦の8月15日(十五夜)に当たるそうです。
雨が降るかも知れないどんよりした天気の中、南京町へ出掛けます。
今日のお目当ては、獅子が南京町の商店街を回ってご祝儀を貰う「獅子舞採青」を見る事と「月餅」を買う事です。
配偶者は、獅子舞とドラと太鼓が大好きなので、定番のこの曲です。
もちろん映画も大好きです。
少林サッカー主題曲
10分近い演奏です。お好みの長さでお聴きください。
長安門から南京町へ入りますが、春節祭ほど人であふれていません。
関空が復旧したとはいえ海外からの観光客が減っているのでしょうか。
南京町のマップは https:nmachi.or.jp/map/map.pdf//www.nanki をご参考に。
南京町広場では、爆竹の大きな音で邪気を払うための準備をしています。
奥のテントで月餅を売っているので帰る時に寄ります。
キャスターの付いた赤い箱の中で爆竹を鳴らすのですが、
去年は平気を装っていましたが、大きな音に内心びっくりしながら見ていました。
今年は大丈夫です、多分。
爆竹に火を入れると、予想に違わず大きな音と煙がもくもく出て来ます。
覚悟はしていましたがやっぱり慣れません。
爆竹が鳴り終わっても耳がキーンと鳴っています。
ここ南京町広場から獅子舞が出発するのですが、
まだ時間があるので辺りをぶらぶらします。
何と言っても外してはいけないのがトランス。
いつか無くなるかもしれないので、撮っておきます。
路地には観光ズレしていない場面もあって、ホッと出来ます。
つい最近まで、台風が来ていても仕事をするのが当たり前のようになっていましたが、立て続けの自然災害にその慢心を思い知らされたような気がします。
南京町広場から獅子舞が出発する時間が近付いてきたので戻ると、
出発前のけだるいような、緊張するような空気が流れています。
始まりました。
おっ!
初手から肩車の大技が出ると、どよめきと拍手が起こります。
そのまま、じわ~っと回って広場の皆さんに出発前のお披露目です。
南京町広場の向かい側の店に来て、今日最初のご祝儀を貰います。
あっちを向いたり、
入口の置物が気になったり、
振り返ってみたり、
立ち上がったりで落ち着きません、まるでネコの動きです。
さんざんグダグダした挙句、ようやく店の中へ入って行きます。
獅子に頭を咬んで貰うと開運厄除や無病息災のご利益があると言われていて、
店の中に居た人達が咬んで貰っています。
最後に店の入口でご祝儀を貰います。
それから次の店に行くのですが、獅子も沢山の人にご利益があるように、
移動の道すがら見物の人も咬んでゆきます。
あっ!こっち来よるで!
咬まれる!
獅子頭の内の腕。
無病息災、ありがとうございます。
もちろんドラや太鼓も獅子と一緒に回りますが、
店の中には入れませんから、外から流れを読んでいます。
こうして獅子舞は南京町の店を回ってご祝儀を貰います。
次回も獅子舞の様子を、
の記事にします。