7月14日(土)、今日から京都・祇園祭の宵山になるとTVニュースで知って、
急に出掛ける事になりました。
天気予報を見ると京都は最高気温が38度になりそうだというので、
少しびびりますが「行きたい」という欲の方が勝ります。
夏という事で、定番の「Summertime」を
Billie Holiday のヴォーカルで。
お昼の12時半頃JR京都駅に着きました。中央口では祇園囃子が流れています。
あ~、京都に来たんや。
赤い提灯の左に長刀鉾、その左は蟷螂山と、前祭の山鉾巡行の順番に
提灯が並んでいます。
配偶者の日傘が壊れているのですが、今日は絶対必要なのでまず日傘を探します。
京都駅の近くでも店は沢山あるのですが、やはりここはお上りさんらしく、
京都らしい繁華街と思っている新京極まで行きます。
ウロウロと何軒か探し回り、気に入ったのが見つかりました。
もう午後の2時前です。遅くなりましたがお昼ご飯にします。
新京極の「更科本店」で、きしめんを頂きます。
私は、「ざるきしめん」と「ミニ親子丼」。
注文して出来るまで、かなり時間が掛かります。
私が焦って、先に出てきた「ざるきしめん」のつけ汁だけを撮ろうとして、
配偶者から「ざるきしめん」と一緒に撮らなあかん、とたしなめられていると、
向かいの席に座っていた、ギリシャ人の若い女性が、言葉では分かりませんが、
配偶者に同意している事がその身振り手振りから分かります。
彼女は鴨川の川床で撮影した「はも」料理の写真や、
川床から見上げた綺麗な夕焼け空の写真などを見せてくれました。
彼女が器用にお箸を使って「きしめん」を食べているので、
「上手やねぇ」と日本語で言うと、嬉しそうに頷いています。
配偶者は、「きしめん」と「ミニきつね丼」です。
私には、つけ汁や親子丼は、食べなれた味でしたが、
配偶者は、きつね丼をしょっぱいと感じたそうです。
そう言えば、大分前になりますが、他の店のうどんの出汁が
しょっぱかった事を思い出しました。
京都では地元のお客さんが多い店の味は、大阪や神戸よりもずっと
しょっぱいのでしょうかねぇ。
腹ごしらえも十分に、例え火の中水の中も厭わない気構えが出来たようなので、
今日は「【Ren-new】くん (id:Ren_newkun38) 」さんのような
「【Ren-new】くんのような建物」を撮ってみようと思います。
勝手にブログを引用させて頂き申し訳ありません。
「【Ren-new】くんのような建物」その1
う~ん、アカン。出来過ぎの町家になってしもたがな。違うなぁ。
あっ・つ・い~、四条大橋です。
改修中の南座が見えます。
これだけ日差しが強く暑かったら、さすがに鴨川と言えども
川堤に腰を下ろしている人はいません。
一番暑い午後3時頃。祇園祭の幟が立っている八坂神社です。
冷たい水をステンレスボトルに入れて持って来たのですが、
飲んでも飲んでも体温が下がる気がしません。
新しい「ちまき」を頂きます。
舞殿に据えられている三基の神輿の前を通り、
円山公園の「祇園しだれ桜」は花の咲く頃と違って、生命力感もりもりです。
新京極で買った税込756円(UVカット加工無し)の日傘が役目を果たしています。
木陰に入って冷たい水を飲みますが、文字通り焼け石に水です。
風が抜けると多少の涼しさを感じますが・・・、人もまばらな円山公園。
必ずお参りする建仁寺の塔頭寺院へ行くのですが、足取りが重いです。
気が散漫になっていて写真をサボっています。
おお、ありました。「【Ren-new】くんのような建物」その2。
右側の改装が少し残念ではありますが。
「【Ren-new】くんのような建物」その3。
焦点は建物ではなくて、塀に作られた勝手口です。
大昔、ご近所のおばさん方が口に手を当てて、こそこそ喋る場所でした。
今もゴミ出しの時に喋ってるのやろか。
配偶者曰く「何か意味があるのやろか?」
暑さにイラッとしてる私は、
《ご自分でお調べになったらどうですか。(ダークサイドの私)》
お参りを済ませて、京都市役所までバスで出るために、鴨川の松原橋を渡ります。
「id:flemy」さんのブログで恐ろしい川の流れを拝見させて頂いたので、
松原橋から鴨川を見ると、水位が相当上がっていたのが分かります。
勝手に「id:flemy」さんのブログを引用させて頂き申し訳ありません。
アオサギやカモがいて、自転車が遊歩道を行く光景は鴨川でよく見ました。
7月始めから一ヶ月続く祇園祭で、きっと厄災は除去されるでしょう。
京都市役所近くの寺町二条からの記事は、
「京都・祇園祭 まだ夜店は出ない宵々々山。その2」になります。