今週のお題「わたしの春うた」
子供時分、私が一人で行ける海や港の印象は、海沿いには工場が有り、突堤では艀が沖合の貨物船と行き来していたり、ちょっと怖そうな沖仲仕のおっちゃんがいたりして、どちらも近寄り難い所でした。
船荷がコンテナになってポートアイランドにコンテナ埠頭が出来ると、それまでの船荷用の突堤は使われなくなり、公園やショッピングモールに生まれ変わりました。
子供の時から海や港よりもずっと六甲山に親しんでいる私でも、「水ぬるむ」春になると海の傍に行きたくなって、4月13日(金)にメリケンパークへ出掛けます。
「神戸公式観光サイトFeelKOBE」のガイドマップの一部分を流用しています。
メリケンパークの南の端にある「BE KOBE」。
遊覧船の「ルミナス神戸2」と神戸メリケンパークオリエンタルホテルが背景
で、ええやん。
今の「わたしの春うた」は、
Sittin' On The Dock Of The Bay - Playing For Change - Song Around The World
で、ええやん。
大丸元町店から西側のメリケンロードを海側へ4~5分歩き、国道2号線の「メリケン波止場前」交差点を渡ると、メリケンパークの入り口です。
入って左側に、阪神淡路大震災で壊れたメリケン波止場の岸壁をそのまま保存している、「神戸港震災メモリアルパーク」があります。
大型船などが港に入る前に乗船し、突堤に着岸するまで船長のサポートをする「PILOT(水先人)」を、本船まで運ぶ船が帰ってきました。
ほんの数分で別の「PILOT(水先人)」の船が帰ってきました。メリケン波止場には水先人の神戸本部が有ります。
左に海上保安庁の巡視船が停泊しています。
建物は新港第1突堤にある、ホテルの「神戸みなと温泉 蓮」です。
神戸には六甲山の北側に有馬温泉があるのですが、まさか突堤の下から天然温泉が出るとは思いませんでした。
平日の午前10時過ぎなので、時たま散歩をしている人に出会うくらいで閑散としています。
昨年、神戸開港150年記念事業で、メリケンパーク全体が整備されたものと思っていましたが、噴水設備を作り直しています。これから水に親しむ季節になってゆくからでしょうか。
南の端まで行ってみます。
これから梅雨までが一年の中でも、目には日差しがきつい時期なのに、また今日もサングラスを忘れてきました。
目を細めて歩きます。
振り返って山側を見ます。右のビルの後ろの山が摩耶山あたりと思います。
日傘は要りますね。
メリケンパークの南の端まで来ました。
海をのぞき込むとお腹がこそばいです。この頃こそばい度合いが強くなってきています。ハイキングで、ちょっと切り立った道を歩けるか心配です。
左側の赤い灯台は神戸第一防波堤西灯台、右側は神戸和田岬防波堤灯台です。
左の空にあるのは拡大して見たらヘリコプターでした。音はしてなかったと思うんやけどなぁ。
メリケンパークの南の端を西へ歩きます。
左からポートタワー、神戸海洋博物館、ホテルオークラ神戸という定番の風景が山側にあります。
日本初の映画上映は、トーマス・エジソンのキネトスコープによるものが、神戸の神港倶楽部で明治29年(1896年) 11月、高橋信治によって行われた。
キネトスコープはスクリーンに映写されるのではなく、箱の中をのぞき込むものだった。(ウィキペディアより)
この事をモチーフにした記念碑があります。
スクリーン上映は1897年1月に稲畑勝太郎によって京都電燈株式会社の当時の本社(現在の元・立誠小学校の敷地)の中庭にて初めて行われた。(ウィキペディアより)
京都の「元・立誠小学校」は、4月6日のブログ記事で触れています。
「モザイク(mosaic)」が見える中突堤まで来ました。
遊覧船の「コンチェルト」が高浜岸壁に停泊しています。
陸橋を右に行くとポートタワーがあります。
陸橋をくぐり中突堤に出て山側を見ると、遊覧船乗り場の「かもめりあ」が正面に見えます。
青色のゲートのような所は、遊覧船に乗るための浮桟橋で、3台あります。
中突堤も南の端まで歩いてみます。
南の端まで来ると、西側にある川崎重工の工場がよく見えます。
気にはなっていたのですが、さっきからクレーン船がずりずり移動しています。
どこに行くんやろ?
東に神戸大橋です。
中突堤の方がメリケンパークよりも南へ突き出しているので、橋がよく見えます。
引き返してポートタワーの方へ向かう途中、遊覧船の「ロイヤルプリンセス」が出港してゆくところです。
「かもめりあ」の浮桟橋から乗船します。
ポートタワーまで来ました。
どうしようかな、ハーバーランドは。
11時か、お腹が空いてきたので、
「きょうはこれぐらいにしといたろか。」
(池乃めだか の決め台詞を使わせてもらいます。)