2月14日(水)は、粋な渡世ネコさんを紅葉の茶屋で見てから、約一ヶ月ぶりの摩耶山ハイクです。
予報では温かい南の風。朝から良い天気です。
こういう日は、景気のエエのんが似合います。
Steppenwolf - Born To Be Wild
おはよう、ワトソン君。
お母さんとこれからお散歩ですか。
お日さんが眩しいなぁ。
おはよう、左京君。
最近ずっと同じ相棒さんやね。名前は亀田セイカ君か?
やっぱりお日さんが眩しいなぁ、セイカ君。
櫻茶屋です。
ここは風が抜けて冷たいのですが、きょうは日だまりになっていて気分は上々、ずんずん歩けそうな錯覚をおこします。
標高400m付近の布引ハーブ園への分岐あたりですが、氷も雪も見当たりません。
ここのところ、自宅から見る摩耶山方面はいつも雪雲に覆われているような印象があったので意外です。
道だけ見ていると、夏の道と言ってもおかしくないような状態です。
淡路島や明石海峡大橋が、霞み加減で見えています。
きょうは摩耶山上から小豆島まで見えるかなと期待していたのに、この様子では無理かも知れません。
日差しがあるので風がもっと強くてもよかったのにと残念です。
標高555mの学校林道分岐ですが、やはり氷も雪も全く見当たりません。
表六甲と言われる地域はやはり陽当たりが良いのでしょうね。
学生時代、大阪市の城東区で生まれ育った友人が私の家に遊びに来て、「静かで穏やかな所やな。まるでお寺みたいやなぁ。そやのにお前、突然なんでイラついたりするねん。」と言われた事がありました。
気候と性格は思うよりもずっと縁遠い関係にあるのです。
山上に新しい電波塔が1基出来ています。
これからパラボラアンテナも、電柱のトランスのように小型高性能になってゆくのでしょうね。
六甲山頂のパラボラアンテナも、まだ米軍が使用している時はバカでかくて市街地からもすぐに分かりましたが、米軍から返還された今は並の大きさのパラボラアンテナなので目立ちません。
山上の展望地から望む西の青空を眺めながら、風も弱いのでとりあえず腰を下ろして一服します。
きょうは掬星台でお昼にしても、冷えそうにないので気が楽です。
標高700m位ではさすがに道の端に、雪が降りますよ、の証拠があります。
地道もコチコチに硬くなっているので、この辺りでは多分日陰には雪も残っているのでしょう。
掬星台は1℃。晴。弱い南の風。
好物のカレーパンを食べるには絶好の天候コンディションです。
辛〜っ!
ええ? セブンイレブンのカレーパンこんな辛かったか?
クリームパンも一緒に買うといて良かった。
辛いのを食べては甘いのを食べ、口の中は忙しいけれど、ゆっくり休めたので得心して帰る事にします。
青谷道を行者場まで下りてくると、普段から水が滲み出している陰の所は凍り付いています。ここは慎重に氷を避けながら足場を探して下ります。
さっきから南側の青谷北畑尾根からイノシシの鳴き声がしてきます。
ウリ坊を連れたイノシシかな?
イノシシが活動している時期かも知れないので、わざとトレッキングポールで音を立てて、人がいる事を知らせておきます。
何事も無く青谷登山口に到着。
晴れた日には本当に気持ちの良い眺め甲斐のある所です。
青谷では他にもお気に入りの眺めがあります。
私たちの大好きな青谷ベーカリーのヤサイロールです。
それと青谷ベーカリーから見える海です。
ここに立っていると半世紀近くも時間が巻き戻されてしまいます。