曇り空で、ビーナスブリッジ辺りまで雲が下りてきています。昨年9月の中秋節イベント初日は雨模様でした。今年は10月の中秋節だから天気は大丈夫かなと思っていたのですが、誰とは言いませんが、私の身近に雨女がいるのでしょうか?
手前に見える相楽園では10月20日(金)より始まる「菊花展」の準備をしています。
相楽園(そうらくえん)- 神戸市中央区 都市公園・日本庭園 | つつじ遊山
長安門あたりの雑然とした雰囲気が、南京町の活気だと思い込んでいる私は、南京町へは大抵ここから入ります。予報では雨にはならないそうですが、曇り空が気になります。
4日(水)と違って人出はありますが、春節祭ほど賑やかではないなぁ、というのが正直な感想です。
中国からの観光の人が、春節ほど浮かれ気分ではないからでしょうか。
ハトさん、気つけや。
今日のお目当ては、ここ南京町広場で披露される中華同分校の獅子舞です。
獅子舞の詳細は
http://www.nankinmachi.or.jp/guide_book/img/guide_book.pdf
の13ページ目「獅子舞」の項をご参照ください。
あづまやの地主財神(じぬしざいしん)の祭壇にお参りします。春節の関帝参拝の時のように三蔵法師、孫悟空、猪八戒、沙悟浄がいないのは残念です。
あづまやで参拝をした後、小腹を満たすため南京町にある「田舎そば みゆき」に向かいます。ここのざるそばの甘い付け汁が二人の好物です。普通に美味しい普通のお店なのが気に入っています。きょうはミニかつ丼とのセットメニューにします。
昨年9月18日撮影
食前のトランスです。
食後のトランスです。
食事も済んで、腹ごなしに配偶者好みのレトロな所をウロウロしていると、空が明るくなってきました。
用足しに立ち寄ったトイレの臥龍殿ですが、最初見たとき何の建物か分からず、獅子舞の展示場かと思いました。
http://www.nankinmachi.or.jp/guide_book/img/guide_book.pdf
より14ページ目「南京町的建物探訪」の項を抜粋引用
臥龍殿(がりょうでん)は市民トイレとして設置。「臥龍殿」の文字は作家の陳舜臣氏の揮毫で、三国志で知られる諸葛孔明の別名から命名された。
昨年9月18日撮影
今年10月7日撮影
南京町広場に来ると、中華同文の生徒が獅子舞の準備を始めています。
あづまやの屋根の上の特等席で、ハトさんも見物準備が出来ています。
ドラや太鼓の奏者が出てきました。いよいよ獅子舞が始まります。
ドラや太鼓は位置につき、獅子も準備をしています。
獅子舞が立ち位置を決めると、ドラと太鼓が鳴り響きます。
広場の中を舞いながら、見物の人に満遍なく見てもらうため移動して行きます。
見ている人の頭を噛みに、獅子が見物人へ寄って行きます。獅子に頭を噛んでもらうと縁起が良いそうです。
獅子が見物人を順に噛んでゆきます。お〜、来よったで〜。
獅子が立ち上がっています。ドラと太鼓が一層囃し立てます。
頭役が脚役の上に乗っているのですが、脚役の我慢のしどころです。
脚役の脚がプルプル震えています。20分近くも演じてきたら、脚にくるわ。
演じ切って最後のポーズを決めると拍手、拍手、よかったでぇ。
獅子から良い運を貰ったので、巨大ガラポンの「福球」をしてみます。
ハズレなしで1回500円。南京町の組合加盟店で使用できる金券が当たります。
二等/ごま団子8個分が当たりました。見ていると2回に1回くらいは2等が出ているようで、大盤振る舞いの当たりの確率です!
ガラポンの後、空を見上げると段々天気が良くなってきました。明日は朝から天気が良いのできっと沢山の人が来るのでしょう。
獅子が南京町や元町商店街の店に、採青(祝儀とり)にまわるのは見れなかったのですが、獅子舞とドラや太鼓の演奏を十分楽しませてもらいました。