4月1日(土)は思いの外寒いと感じます。前から京都へ出掛ける予定をしていて、桜の花見が楽しみでしたが、これでは無理かも知れません。
京都駅にお昼頃着きました。駅のコンビニで買い物をしたら、店員さんに観光の方ですかと尋ねられ、そうですと答えると、今日の京都は本当に寒いからお気を付け下さい、と言われました。確かに北風が強くて寒いです。
東山方面のバス停にはそこそこ人が並んでいます。
私たちは取りあえずお昼ご飯にします。寒い中、空きっ腹では気が立って良くありませんからね。
京都市バスの一日乗車券を買って八坂の塔へ行きます。一日乗車券は500円なので、230円の均一区間で3回以上乗ればお得になります。極端な話、歩くのが辛くなれば1駅でも乗れば良いので、重宝しています。
京都市バスの一日乗車券については
定番の八坂の塔です。
居酒屋めぐりのTV番組で太田和彦さんが、「今、自分は京都でお酒を飲んでいるのだという現実に自分で感動する。」ような意味の事を述べておられましたが、これに倣うように私も八坂の塔を見ていると、今自分は京都にいるのだという現実に自分で感動してしまうところがあります。
桜は無理ですが、それでもどこか気分が高揚します。京都は不思議なところです。
おお!八坂通を二年坂に向う途中にしだれ桜が。
以前には神戸も建物が低くこんな空もあって、街から海も山もよく見えたのですがねぇ。空を残している京都の街が羨ましい。
建仁寺 The Oldest Zen Temple Kenninji
建仁寺の境内は広々していて、神戸からの移動の緊張や疲れがほぐれます。
本坊です、大書院には「風神雷神図」があります。
本坊の左側に玄関がありますが、立入り禁止になっています。左の建物は方丈です。「大雄苑」と呼ばれる枯山水様式の前庭があります。
法堂の天井には「双龍図」があります。
法堂の西側からも 方丈が見えます。
建仁寺の塔頭寺院は通常非公開だそうです。久昌院も非公開でしたが、モクレンが開花していました。
摩利支天堂から再び八坂通に出ます。
八坂通と松原通の間にある、部外者の私が勝手にイメージする京都市中心部の生活道路です。
朝堀の竹の子を売っている三条寺町の「とり市老舗」へ行きたいので、バス停のある東大路へ戻ります。
「とり市老舗」は自宅用に手頃な値段の竹の子が置いてあります。一度食べたら病み付きになってしまいます。ただ時間が遅くなると売り切れになる可能性があり、もう午後2時過ぎです、ちょっと焦ります。
三条大橋から手前に鴨川右岸、向こうに左岸と東山を望みます。
鴨川の鴨さん夫婦。えらい仲がよろしおすなぁ。
《ええのんか?橋の上でチョロチョロしてて。売り切れたらどないすんのん。(ダークサイドの私)》
やってしまいました。売り切れです。
後日公開の「花見には無理がある京都でした。その2。」に続きます。