買い物に大丸神戸店へ。その後は、ルミナリエも終わり普段に戻った旧居留地をブラブラしよう。
トアロードから見ると大丸の北壁には、孔雀のレリーフが嵌められていた。トアロード側にも同じレリーフがあった。下に照明があるので、夜のライトアップ時の方が目立つかもしれない。
トアロード側のレリーフ
トアロードの並木の葉も散って、冬の佇まいの「旧居留地38番館」。
旧居留地には多くのブランドショップが入っていて、一部は大丸神戸店のHPからもイラストマップで確認出来る。
旧外国人居留地 旧外国人居留地のブティック [フロアガイド] 【大丸神戸店】
「旧居留地38番館」に沿ってトアロードを浜側に行くと、ルミナリエが開催される東西の通りの仲町通に出る。
トアロードと仲町通の交差点の1ブロック西に、外観に特色のある「ジーニアスギャラリー」が見える。この外観は見る度に、見慣れる事の無い不思議な感じになってしまう。
「ジーニアスギャラリー」の向かいの花屋さんにはクリスマスが満載。店のウインドウを眺めながら、ブラブラ歩きが楽しめる。
ここから仲町通を東へ行こう。
トアロードと仲町通の交差点の「旧居留地38番館」を山側に見ながらルミナリエルートを辿る。この通りはいつも人出が多い。
「プラダ」と「ルイ・ヴィトン」の間の浪花町筋を浜側に折れて、「神戸市立博物館」へ廻り、気になっていた植木鉢を確認しよう。
途中にある、浪花町筋から京町筋まで抜けられる、オリエンタルホテルのクラシカルな通路。
京町筋側に和装の婚礼衣装の人がいる。ホテルを背景に記念撮影かな。
浪花町筋と前町通の交差点・山側西に国の重要文化財の「旧神戸居留地十五番館」。震災で倒壊したが再建されている。外観は1880年頃の建設当初の姿をしており、レストランとして利用されている。
「旧神戸居留地十五番館」の東隣に、気になっていた「神戸市立博物館」 の植木鉢。やはり「神戸旧居留地」があった。
神戸市立博物館のHP
http://www.city.kobe.lg.jp/culture/culture/institution/museum/
京町筋にある「神戸市立博物館」の玄関にはロダンのブロンズ像「カレーの市民の中のひとり、ジャン・ド・フィエンヌ像」が置かれている。
博物館の建物は、桜井小太郎の設計、1935(昭和10)年竣工の、旧横浜正金銀行(現 三菱東京UFJ銀行)神戸支店ビルを転用しています。正面にドリス様式の円柱が建ち並ぶ新古典様式の建物で、昭和初期の名建築と言われています。1998年には登録文化財に指定されました。
神戸市立博物館のHPより引用
神戸市立博物館の北隣は、ツリーが飾られているオリエンタルホテル京町側。
おや、屋外の撮影が終わったのかな。
葉が散った京町筋からは、摩耶山方面がよく見える。葉が散ると今まで見えなかった所が見えたり、日当りも良くなって、風のない冬の日はポカポカの神戸になる。
そんなとりとめの無い事を思っていると、子供時分、法事の食事でよく連れられて行った北京料理の「第一樓」を思い起こした。京町筋から1本東にある江戸町筋だから行ってみよう。
場所は昔のままだが、当時どんな建物だったのか全く憶えていない。小学校の高学年になると法事にも出なくなり全く縁が無くなってしまった。
その頃大人達が注文するメニューはコースのみで、子供に馴染みの無い料理が多く、余り嬉しく無かった。特に「鯉料理」は苦手だった。何年か前に少し年上の華僑の人とその鯉の話になって、その人も子供時分は苦手だったが、今だったら酒の肴においしいよ、と教えられた。
帰宅してから「第一樓」のHPで調べたら、「鯉の姿甘酢あんかけ/時価」となっていたので、お試しなんか出来ない、とあきらめた。
「第一樓」から花時計線に出て西の大丸方面へ引き返す。
神戸朝日ホール1階に、「フェリシモ ハッピートイズプロジェクト」というイベントで、ぬいぐるみ がたくさん展示されている。
これだけあると、個々だと小さなぬいぐるみもその存在感はとても大きい。
FELISSIMO HAPPY TOYS PROJECT(ハッピートイズ プロジェクト) あなたの手づくりは世界中のこどもたちを笑顔にしてゆく。|フェリシモ
大丸まで戻って来た。まだ午後の3時半頃なのに陽が弱く、天井の照明が効き出した。そろそろ帰ろう。
南京町の長安門は、メリケンロードを挟んで大丸の向かい側。賑わうこちらも照明を暖かく感じるようになって来た。
元町商店街に入ろうと信号待ちをしていると、もう暮れ始めたような風景にポートタワー。相変わらず小動物の雰囲気が愉しい。
歩き疲れたので元町3丁目の「本高砂屋」に寄り、「きんつばとホット」のセットで一服。「きんつば」は丁度良い加減にほの温かく、コーヒーは香りがあって、気が落ち着く。
一服の後、元町商店街からJR高架側へ出ると夕空。
晩ご飯は何にしようかな。