新神戸から摩耶山へ行く時は、空と海が見える道が好きで、生田川沿いの道は殆ど使わない。3連休明けの今日(11日)は人が少ない。見晴らし展望台近くまで来ると無性に滝を見たくなった。ここからだと少し下る事になるが滝を見に行こう。
布引の滝は下流から「雌滝(めんたき)」「鼓ヶ滝(つづみがだき)」「夫婦滝(めおとだき)・雄滝(おんたき)」があるがこの滝は「雄滝」。落差は約40m。
「雄滝(上の写真)」の滝壷から流れ出ている滝が「夫婦滝」。
改めて来てみると面白い。よかった。展望台まで今一度上るが気にならない。
いつもは階段を上らず右の展望台を抜けて車道に出るが、今日は滝を見たし、物はついでや、このまま上流にある「布引貯水池」まで川沿いに歩こう。
少し歩くと「猿のかずら橋」。橋を渡ると城山、二本松、大竜寺から再度山へ行けるが、登り始めはキツイと感じた。
「布引貯水池」手前の「五本松かくれ滝」。貯水池に貯めている水がオーバーフローした時にだけ出来る滝なので、水はたっぷりあるという事か。
「布引貯水池(布引五本松堰堤)」では紅葉が少し見える。きれいな紅葉になる条件として水気も必要だそうで、ここはピッタシのよう。
水が流れ込んでくる上流方面を望む。
上流方面から堰堤を望む。風が弱く池の面も穏やか。
写真中程左測の小さな黒い点のようなものは、生田川を跨ぐ布引ハーブ園のロープウェイ。
「布引貯水池」からいつも通り市ヶ原を通って天狗道に。学校林道の4本鉄塔が見える。天気がもってくれればありがたいなぁ。
頂上付近のススキがキレイになった。湿度が低くなり、体を動かすには心地良くて楽しい。ここは、どんな天候で登って来ても達成感を裏切らないイイ場所。
今日は時間もあるし、来た道を引き返そう。
黒岩尾根が見える。あの尾根は、これから冷たい西風が吹く季節に登ると、西の鈴蘭台からの強風がまともに当たり、一息も入れたくない程急ぎ足になってしまう。天狗道は黒岩尾根のおかげで風が和らぐので助かる。
市ヶ原に戻らず、布引ハーブ園を通って帰ろう。
大竜寺と電波塔のある菊水山を右手に見ながらハーブ園に。
ハーブ園が見えてきた。
ハーブ園から黒岩尾根の606mピークが見える。ピークまでいかに辛抱強く登れるかが黒岩コースのキーポイント。あとはゆったり尾根歩きを楽しめるが、摩耶山へのコースとしては遠回りになるので、休日でも人は少ない。
正面にハーブ園の温室。左手はハイキングコースのハーブ園東尾根。
ハーブがあちこちに植えられている。
見晴らしが良くて、季節の花が咲く「風の丘」。今はコスモス。
整備された遊歩道はラクチン。スキップして転ぶな、と自分を戒める。
ただいま。砂子橋(いさごばし)まで帰ってきました。
わぁ!びっくりした。
橋の写真を撮りながら新神戸駅まで下ろうとしたら、なんで急に出てくるんや!
飛び出すな!人間は急には止まれない!ですヨ。ネコさん。