2月17日(水)は天気予報どおり「寒の戻り」 で空気が冷たい。
かかりつけのお医者さんからも勧められているので、
暖かくなったら摩耶山へハイキングに行けるよう、体を慣らしておこうと、
新神戸駅裏から北野町の異人館街までの、「背山散策路」へ向かいます。
1月20日とは逆コースです。
風見鶏の館から新神戸駅裏に出る、久しぶりの背山散策路です。 - pochinokotodamaのブログ
フラワーロードを山の方へ歩いて行くと、
手前に学校林道の4本鉄塔、奥に摩耶山の電波塔が見えています。
左の建物は新神戸のANAホテル。

新幹線の新神戸駅のガードをくぐって、いきなりの坂道を2分ほど上ると、
左側に大きな案内板と石の道標で「背山散策路」 が始まります。

近づいて見ると、コースと

距離が分かります。

100mほど坂道を上ると、

(100mおき位に道しるべがあり、目安となっています)

生田川右岸の上方からの港が見えてきます。

春から秋は、葉が茂ってよく見えないのですが、
葉が落ちている、真冬の今だからの見晴らしと思います。
木に手描きの古い道標がある少し先から、

布引ハーブ園のロープウェイの山麓駅はすぐ下にあります。

右手にベンチがある小さな休憩場所で、
東向きに置かれているベンチからは何の眺めもありませんが、
落ち葉がない所があるので、結構立ち寄る人もいるようです。

傍には、レトロなイラストマップ。

訂正シールが貼られていますが、シールの「新神戸ロープウェイ」は、
現在「神戸布引ロープウェイ」となっていて、
その表記も今ではもう古いものとなっています。
冒頭の案内板のマップより正確性ではイマイチかも知れませんが、
私はこちらのイラストマップの方が楽しいですね。
もう一度ロープウェイの下を通る頃は、

道は水平道になってきます。

「背山散策路」は山の南際にあるので、
冬の北西の風は山がブロックしていて、
ザーッという木が風で鳴る音が聞こえても、
風は上を通り過ぎていて、体にあたる事はありません。
葉が落ちて明るい木々の間を歩くのは快適です。

ちゃんと閉めたか不安になり、振り返ってイノシシ除けの扉を確認。
よかった、閉めてるわ。

「港みはらし台」 はすぐです。異人館街も近くなりました。


ここにもレトロなすごいイラストの案内が。

手前の「うろこの家」あたりは殆ど変わっていないようですが、
奥の市街地には高いビルが建っています。

空には黒い雲が背中の山の方から流れていて、
上り始めた新神戸駅の時より寒くなってきた気がします。
新神戸駅からここまで30分くらい、異人館街まであと少し。
道が急な下り坂になると、昔ながらの街の雰囲気になってきます。

右側の道を下りてくると、小さな「背山散策路」の石柱があり、
ここが終点となっているようです。

新神戸駅裏から約40分の背山散策でした。

イラストマップで「背山散策路」終点から、
左にある北野天満神社へ行くのですが、
道が直角に曲がる所にあるこの建物は、

風見鶏の館から新神戸駅裏に出る、久しぶりの背山散策路です。 - pochinokotodamaのブログ の空き家異人館の裏手です。
表はこんな具合です。

今異人館を見ているこの場所の左側に、北野天満神社の裏口があります。

天神さんへ裏口から入るような不埒な私、
やっぱり勉強は出来んわな。

見晴らしは良いけれど、雲がどんどん流れる、風が強い。

人のいない北野町広場。
春節祭の獅子舞が見られへんのは淋しいなぁ。

異人館の多くが緊急事態宣言で休館中なので、
北野通りにも、

北野坂にも、

人出はほとんどありません。
観光が一服している北野通りは、
狭いけれど信号が少なく、車が抜け道に使うのか、結構せわしないので、
トアロードへ出るのに、また山側の道へ戻ろうと、
萌黄の館の西側へ出る路地を上ります。

上りきって西へ歩くと、

上りはここまで。

このまま道なりに西へ歩き、突き当りで北野通りへ戻ります。
北野通りからトアロードへの途中で、
きょうは坂の路地に魅入られたように、
山本通りへの路地を下ります。

山本通に出て、
左側の界隈の異人館の多くは、
観光用ではなくて、人が普通に住んでいます。

右側は信号機のある交差点がトアロードなので、
こちら側へ歩いて帰ります。

雪がチラチラ落ちてきました。
「背山散策路」については毎回同じこと言ってますが、
小一時間ほどのこの背山散策路は、
冷たい季節風は山で遮られ、南からの陽ざしが暖かく、虫もいない、
寒い今の時期に歩くのが一番良いと思います。
風見鶏の館から新神戸駅裏に出る、久しぶりの背山散策路です。 - pochinokotodamaのブログ より
もう一つ付け加えると、
新神戸駅からの方が取り付き口が分かりやすく、景色も楽しみやすいので、
新神戸駅裏からのコースはおすすめです。
くれぐれも、葉が茂って見晴らしが悪く、
その上、風が抜けず蒸し暑く、やぶ蚊などに悩まされる、
夏場の「背山散策路」は避けてください。