Lynyrd Skynyrd - Crossroads と独善的なガキの私 。

国道2号線「春日野」交差点にブルーの陸橋があります。

交差点といえば単純にこちら、

Lynyrd Skynyrd - Crossroads です。バックに流しながら記事をお読みください。

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 よく見ると鉄道の架線柱があり人が歩いています。臨港線と言われる貨物線の跡地です。

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阪神電車春日野道駅の東改札口を出ると、正面の壁に昭和30年代前半の駅周辺の写真が貼ってあり、中央に当時の陸橋が見えます。

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  阪神電車春日野道駅を出て臨港線跡地に行くと案内板があり、この先が陸橋になっています。

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 案内板に臨港線の概要が表記されています。

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大昔の昭和40年代前半にはまだ10代の私は、ロードレーサーで毎週日曜日に、自宅と当時の国鉄加古川駅まで国道2号線を往復する事に熱中していました。

何故加古川駅だったのか今となっては分かりませんが、多分浅はかな私の事ですから、朝方に家を出て昼ご飯までに帰るには丁度良い距離だった、くらいの理由しかなさそうです。

 案内板から西の方を見ると、スーパーの横にガスタンクがあります。

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加古川へ行くときは、春日野交差点を直進して「そごう」方面には行かず、浜側の2号線に入りガスタンクをいつも山側に見て西へ向かっていました。

今のガスタンクは球形ですが当時は円筒形で、入っているガスの量によるのでしょうか、筒の天井が上がったり下がったりしていました。

 

 錨山(269m)から東南東にガスタンクが見えます。山から市街地を見る時のランドマークにもなっています。奥は六甲アイランドです。

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往路では「もうすぐ三宮か、よ〜し行くぞ!」と気合いを入れ直したり、復路では「春日野道まで帰ってこれたぞ。」といい気になったりする変換点が、この臨港線の鉄橋とガスタンクでした。 

 

 

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下の国道には現在の現実世界が流れていて、 架線柱も現在の現実のものですが、見上げていると時間が溶けて、大昔の記憶の断片がまた流れ出してきます。

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加古川からの復路で、この陸橋を過ぎてからの難所は、国道2号線国道43号線が分岐する岩屋の交差点です。

山側の2号線へ行く時は問題無いのですが、たまに気分を変えて直進して43号線に入ろうとすると、当時は平面交差だったのでまず後方の車に注意をしなければなりません。

後方をちらっ、ちらっと見ながら、車の切れ目を窺います。

ヨシッ!

ここぞのタイミングでダッシュして、次に山側の2号線へカーブして行く国道電車の線路を出来るだけ直角に横切るようにして、一気に交差点を抜けます。

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国道電車の線路の狭い溝にタイヤを挟み込んだり、雨の日にスリップして転倒すると大変なことになるので、ロードレーサーを組んでくれた自転車屋さんから、路面電車の線路は注意するように言われていたのですが、10代の独善的なガキの私は余り気にはしていなかったように思います。

若い時は「危険」に関しては案外鈍感なのかも知れません。

 

夕暮れの神崎川の堤防でタイヤ引きをする競輪選手、東六甲ドライブウエイをトラックレーサーのハンドルをアップにしたままグイグイ上ってくる競輪選手、国体の自転車競技スプリントで故意に相手を落車させたと私に告白したアマチュア選手など、自転車にまつわるセピア色が浮かんできます。

 まだ臨港線に貨物が走っていた頃、10代の独善的なガキの私にも、近寄り難い時間帯や場所もあったのですが、それでもガキにも理解しやすい熱さが学校以外の世界を見せてくれました。

  

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神戸臨港線の遊歩道には桜が100本あるそうです。

桜の咲く頃にまた来ようと思います。