17日(水)は霞んでいるかなと思っていましたが、意外と対岸の大阪南部がよく見えます。
見晴し台に行くまでに人の声が聞こえませんので、今日は人出は少ないかも知れないと思い、市ヶ原経由で摩耶山へ行く事にします。
サツキの様子も気にはなりますが、ハーブ園には入らずパスします。
元気な葉っぱです。これからしっかりとした木陰を作ってくれるので、歩くのが楽しみになります。
紅葉茶屋の犬さんが道のど真中で一服です。お日さんと風が心地良いのでしょう。通る人の匂いを嗅いで詮索するような小者ではありません。
市ヶ原を過ぎて黒岩尾根が右に見える所へ来ました。まるで夏のような景色です。
中学生くらいの歓声が先ほどから聞こえています。結構な人数のようです。このすぐ先でトゥエンティクロスと摩耶山への分岐があります。彼らがどちらへ行くか、そこで分かるでしょう。
摩耶山へのコースを歩いて行くと、彼らの声がどんどん近くなってきます。
《同じコースを歩いているぞ。このまま行くと、お昼を予定している555ピークで追い付いてしまうなぁ、どうしよう。追い付き追い越し、引き離せるか?恐らく追い越しても引き離せる事は出来ず、山上まで歓声に付き合う事になる。よし、予定変更。》
摩耶山を止めて、ここの分岐からハーブ園方面に歩き、途中の分岐で市ヶ原に戻り、お昼にする事にします。
菊水山の電波塔と大龍寺が見えます。市ヶ原から大龍寺を経由して、菊水山(458m)の手前の鍋蓋山(486m)へ行きます。鍋蓋山へは2年間位行ってませんので、どんな様子なのか楽しみです。
位置関係は下記URLを参考にしてください。
ハーブ園と市ヶ原の分岐です。ここから市ヶ原に戻ります。
市ヶ原の櫻茶屋ですが、今日は休みです。木陰の風は涼しく、私以外にもお昼にしている方がいます。大龍寺へは柵の手前から川原に下りて橋を渡り、緩やかに上って行きます。
橋を渡ります。川原や木陰で休んでいるグループで賑やかです。
この橋は2015年の台風11号の増水で流されました。よく天狗道でお会いする方が、大龍寺方面から来られたら、橋が流されていたので、再度公園にある神戸市の公園事務所まで知らせに行ったそうです。そのあと再び必死で川を渡って櫻茶屋へ来たそうです。私は思わず「えーっ!増水の川を渡りはったんですか!・・・」と絶句しました。
この方は2月9日の記事でご紹介した方です。結構冒険家で色々やらかしていて、失敗をした時は、「あそこでこうしたら危険」とか教えて頂いていますが、最近お会いしなくなっています。コースを変えられたのかなぁ。
イメージ通りの摩耶山・雪ハイクになりました - pochinokotodamaのブログ
小さな岩場でも気を抜かずに足場を選びます。
毎日登山のように歩かれている方から、帰り道でこの辺りの岩場を下っている時、うっすらした雪なので無造作に足を置いたら、雪の下が凍っていて滑り、ズルズル下の道まで行った事があるので注意した方がええよ、と教えて頂いた事があります。幸いお怪我は無かったそうです。標高590m位です。
大龍寺までは アスファルトの退屈な道です。
大龍寺山門に着きました。山門左側の道を上ります。
上ると駐車場広場です。奥に見えるのは再度山(470m)です。
ここの自販機の片方は「水」しか入っていません。六甲全山縦走の時、縦走コースの神戸電鉄鵯越駅からここまで自販機が無いので、多分「水」補給の利用が多いのでしょう。もう1台は普通の自販機です。
鍋蓋山まで上り下りはありますが、淡々としたコースです。
豚まんが頭の中で浮かんだり消えたりします。疲れてきたのか?
鍋蓋山まであと5〜6分、見通しの利く所まで来ました。振り返ると右下にハーブ園山頂の建物、左に学校林道の4本鉄塔が見えます。
鍋蓋山に着きました。
右に菊水山の電波塔、奥に淡路島が見えます。当たり前ですが摩耶山から見るよりも良く見えるので、意外と感動します。
写真の中央左下の辺りで煙が上がっているのが気になりますが、鍋蓋山からほぼ南のJR神戸駅方面を見ることにします。
JR神戸駅付近のビルや川重の工場が左側。奥に空港島の誘導灯も見えています。右の方は和田岬と三菱重工です。
和田岬と、写真右側の大きな三角と白い建物の組み合せが「ノエビアスタジアム神戸」です。サッカーJリーグの「ヴィッセル神戸」のホームスタジアムです。
「ノエビアスタジアム神戸」と右側は苅藻島方面。
建物に囲まれて緑の小高い岡(約50m)が会下山(えげやま)です。写真には写っていませんが、その左に前回の記事「神戸新開地音楽祭」の会場になった湊川公園があります。右側は駒ケ林方面。奥にうっすらと友ヶ島が見えます。
当ブログによく出てくる垂水から明石海峡大橋と淡路島です。代り映えしなくてスミマセン。
鍋蓋山で眺望を楽しんだ後は、来た道を大龍寺まで引き返し、そこから二本松、錨山経由で元町方面へ帰ります。
少し下った辺りで、正面に摩耶山山上の電波塔が見えます。いつもは電波塔の左の少し低い所からこちらを眺めています。
たいした休憩もせずに錨山まで戻ってきましたが、鍋蓋山からここまで約1時間半程かかっています。
午後3時頃には人家のある所へ下りる事を一応原則にしてるので、真面目に歩いてきたつもりやけど遅いなぁ。何でやろ、まあ、ええか。
ポートタワーはやはりランドマークです。裏山に登ればよく見えますが、私は遠くから見るよりも、近くに行って見上げる方が好きです。
茶色いラジエターみたいな兵庫県庁舎三兄弟は、えらい目立つ建物やなぁ。
鍋蓋山だけを目的にハイキングするのはお薦め出来ませんが、修法ヶ原から約30分で行けますので、修法ヶ原とセットにする方が楽しいと思います。