真っ青に晴れた空に入道雲

今週のお題特別編「はてなブログ フォトコンテスト 2016夏」

夏は入道雲。

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もう40年以上も前の話ですが、どうしても「北アルプス」に行きたくて、登山経験のある友人にガイドを頼み込みました。

山の経験なんて全く無く、「北アルプス」という言葉の響きの心地良さだけで行ってみたいと思ったのでしょう。

 

そこで友人から出された条件は、砂を詰めた30kgのザックを背負い、宝塚から東六甲縦走路で六甲山頂の下にある「一軒茶屋」まで歩けたら、ガイドしても良いというものでした。「北アルプス」のどの山へ行くかは歩きぶりを見て決めようとのことでした。

 

子供の頃から両親と良くハイキングに行ったりして、周りの大人から「良く歩くね。」と言われて、足には自信を持っていました。

 

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ところが実際に歩くと、暑さは尋常ではなく、ザックはだんだん重くなるように感じられ、登りでは足が上がらなくなり、下りでは踏ん張れず、すれ違う人ごとに励まされ、ヨレヨレになりながら、どうにかこうにか六甲山上のドライブウエイにたどり着きました。

ここでようやく砂を捨てても良いとお許しが出たので、砂の入った袋を「ちくしょう!」と思いくそ地面に叩き付けました。

 

一気に身軽になって「一軒茶屋」まで歩きながら、真っ青に晴れた空に入道雲を見た爽快感は何とも言えないものでした。

 

夏になり入道雲を見ると、恐らく心象風景なのでしょうが、その風景を思い出します。

 

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その後、何回か東六甲縦走路で体を慣らし、約束通り「北アルプスのイブリ山・朝日岳雪倉岳」をガイドして貰いました。